骨の状態で変わるインプラント治療の流れ(1)
インプラント手術の治療法
インプラントは、骨に人工のねじのようなものを埋め込み、人工歯を支える治療法です。
インプラントが成功するためには、骨とインプラント体をしっかりと定着させることが必要なため、骨の密度や厚みなど、骨の状態が非常に重要になります。
そのため、骨の状態によって、大きく分けて2つのインプラント術式があります。
■1回法
1回法とは、インプラント体を埋める手術のときに、キャップのようなもの(アバットメント)を取り付け、口の中でそのキャップが露出するようにして終了します。
キャップが露出しているため、すぐに人工歯の型取りなどを行い、インプラント体が定着した段階で、キャップをはずしてすぐに人工歯をつけることができる方法です。
手術が一回で済み、定着後すぐに人工歯をつけられることが大きなメリットです。
■2回法
2回法とは、手術の時には歯肉の中にインプラントをしまうように手術をし、そのまま治癒、定着するまで時間をおきます。
治癒期間終了後に、歯肉を切って、大きめのキャップ(アバットメント)に交換します。
交換後、人工歯の型取りを行い、その後、キャップをはずして、人工歯を装着します。
この方法を2回法と呼んでいます。
1回の方が、歯肉を切ってキャップを交換する手術がなくて良いではないか、と思われると思います。
しかし、骨の移植が必要な場合や、1回法では切開部が露出しているため、細菌感染のリスクの高い場合などには、2回法を用いる方が安全であることがあります。
最近では、インターナルジョイントというタイプのインプラントがあり、2回法でも手術の負担が少ない治療法があります。
また、診断技術や外科技術、器械類の発達で、骨の状態が良い場合には、手術の当日に仮歯を装着してしまう方法なども行われ、一日ですぐに終えられる即日インプラントなどもあります。





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