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インプラント治療の始まり~最新のインプラントまで(2)

オッセオインテグレーション・インプラントの時代へ

現在、主流になっているインプラントとは、ねじのような形状(シリンダータイプ)のインプラントを使う方法です。

シリンダータイプのインプラントが飛躍したきっかけになったのは、チタンがインプラントに適していることを発見したスウェーデンのブローネンマルク医師が開発した「オッセオインテグレーション・インプラント」という方法でした。

1952年、ブローネンマルク医師は、チタンと骨が結合する現象をオッセオインテグレーションと名付けました。

オッセオとは「骨の」、インテグレーションは「統合」という意味です。

1965 年からインプラントの臨床実験を始め、1980年代まで15年にわたって臨床研究を続けてデータを蓄積していき、その膨大な臨床データを元にブローネマルクシステムを確立しました。

1981年に発表したブローネマルクシステムの学術論文は、歯学界にセンセーションを巻き起こし、世界中でオッセオインテグレーション・インプラントが臨床の場で実際に行われるようになりました。

オッセオインテグレーション・インプラントは、インプラント治療のプロセスからインプラントの素材や形状などの基礎研究がしっかりとなされており、臨床データも豊富です。

そのため、安全性が高く、インプラントが10年以上機能する臨床成功率は96%以上とされています。

こうして、インプラントが世界中に普及しだしたのです。

今後のインプラントとは?

インプラント治療は2000年以降、さらに進化を遂げました。

インプラントは骨に埋め込む治療のため、骨量によって、治療の難度や成功率に影響が出ます。

そのため、一昔前は「インプラントは上顎に適応できるかどうか」という議論が盛んにされていました。

現在は、上顎にインプラント治療を行うということはすでに当たり前になっており、骨量が少ないなど、条件の悪いところにも、サイナスリフトやソケットリフトという移植骨や骨補填材を使った増骨を行うことでインプラン治療が可能になってきました。

さらに、治療そのものの完成度だけでなく、いかに患者様にとって、負担が少ない術中、術後を可能にできるか?という部分にも配慮され始めています。

今では、麻酔法の工夫や治療期間の大幅な短縮、治療期間中から使用できる仮歯の使用などによって、手術直後からインプラントの恩恵を受けることが可能になりました。

このように、インプラント治療の技術は絶え間ない研究と進化が進んでいます。

一昔前は、入れ歯であきらめなければいけなかったようなケースも、簡単に治療ができることが良くあります。

インプラントとひとくちにいっても、その技術や手技にはたくさんの要素があります。

常に最先端の技術の開発と経験を重ねることで、更なるインプラント技術の向上、そして、より多くの人にとってインプラントが有効な治療になっていくでしょう。